結納や披露宴
中国にも結納と同じ儀式があり、新郎の親が新婦の親に挨拶して、贈り物を送り、これを納采と言います。
結納金の金額は地域によって違っており、上海などでは新居が必要になることもあり100万元、日本円で1500万円以上という高額になり、その一方では山東省などの田舎で10万元と都会に比べると高くはないです。
中国では都会と田舎では格差があるので、結納金も都会と田舎では大きく違います。
式は結婚式と披露宴が分かれておらず、ゲストはフォーマルな服装で参列します。
日本のようにスーツにネクタイと決めていくと周囲から浮きます。
中国では黒いスーツに白いネクタイの服装は葬式をイメージさせるので、結婚式では決して着ないです。
また特徴として乾杯が要求される場面が多く、その際にはグラスに口を付けなければなりません。
結婚式で二次会が行われることはなく、式が終わるとゲストは自分の好きなタイミングで思い思いに帰って行きます。
中には新郎新婦が他の参加者の相手をしている時に帰る人もおり、式が終われば更にお祝いをするいうことなく帰る人もいるのです。
結婚式では会場に設置された円卓には、自由に吸える煙草が置かれることが多いです。
その他にも、チョコや飴などの甘味、サイダーなどの飲み物も置かれます。
ご祝儀や引き出物
中国での結婚式の風習としては、新郎新婦が各テーブルを巡りゲストに煙草を渡し、それに火を付けた後、ご祝儀をもらうということがあります。
煙草を吸えない人や子供の場合には、ドリンクを注いでご祝儀をもらいます。
順番は血縁者から順に巡り、最後に友人の席に行きますが、友人の場合はご祝儀をもらう前に食べ物を口でキャッチするなどと、遊びを交えるという習慣もあります。
全席を巡るにはかなりの時間を使うので、途中でお色直しを行うこともあります。
ご祝儀は3000元や30元など、3のつく金額にすることが多いです。
中国では三星高照という熟語があり、幸福と富裕と長寿が高まるという意味がありますが、特に披露宴では慣例で3の付く金額にするようです。
結婚式には、それほど豪華な引き出物を用意することなく、ウェディングキャンディや煙草などが定番となっています。
最近では引き出物は色々用意されるようになっており、書籍や観葉植物、ハンドメイドの石鹸などの品が贈られるようになってきています。
一つの引き出物の価格は50~100元ほどにするのが主流です。
結婚式当日は、新郎がリムジンに乗り新婦を迎えに行き、到着すると新婦の家で麺を食べる風習があります。
麺を食べるのは、2人が末永く愛を育めるようにという意味があります。
食べた後は、新郎が新婦を抱きかかえリムジンに乗せ式場に行きます。