グアムの海

結婚は一族のリーダーが決める

グアムの伝統的な民族というとチャロモ族がおり、彼らの結婚は一族のリーダーが決めます。

結婚を行なうことは、自分の地位を上げることにもなり、日本などと比べると結婚には大きな意味があり、地位や名誉などにも関わってきます。チャロモ族では結納の儀式は行われておらず、結婚できるかどうかは、一族のリーダが結婚すべきかどうかを決めるのです。

女性は結婚するということは、自分の地位を上げる目的もあり、一族のハンティング力に悪い影響をもたらすこともあります。結婚の意味は、自分の一族の繁栄と発展に貢献すると考えられており、これは戦国時代の日本の結婚のような考え方に近いものがあります。そして一族のリーダが状況を観察し、誰がいつ結婚するかを決めるのです。

地位が高い女性は、同じような氏族の人と結婚します。そして新郎からもらうギフトは、それに価値があるかどうかが決め手となります。新郎からのギフトは高くて価値があり、新婦の氏族が満足すると、二人の結婚が許されます。

結婚が決まれば二人を祝うために、それぞれの氏族が大きなお祭りを行ない、この祭りは何日も続きます。結婚式の費用は、新郎が負担し、結婚することによって、新婦の氏族は一人の娘を失います。その損失を補うために、そして新婦の氏族の悲しみを和らげるために、新郎が新婦のドレスや他の必要な物もすべて準備するようになっているのです。新郎の氏族にとっては、娘が一人増えることとなり、一族を呼び大きな歓迎パーティを行ないます。

結婚式に招待する人は、自分の両親と親戚だけであり、氏族が大きいと多くの親戚を招待することとなります。結婚式には、料理として豚の丸焼きを準備しますので、長い時間をかけてゆっくりじっくり焼いて準備します。結婚式には祝儀はなく引き出物もなく二次会も行ないません。結婚式後は、新婦は新郎の氏族の家に移り住むようになります。

<参考>グアム(チャモロ族)の結婚式の伝統やしきたり | 結婚準備お役立ち情報

新婦の家族に許可を得る

日本と似ており、チャロモ族は結婚する前に新郎は新婦の家を訪ね、娘との結婚の許しを家族から貰います。

チャモロ族の伝統的な結婚式では、非常に重要なプロセスであり、初めての訪問では新婦両親の許しがもらえないのが普通となっています。実は新婦両親は娘が結婚するとなると、自分の一人娘を失いますので名残惜しく、結婚する前には、わざと新郎の家族に意地悪をします。

しかし本当に両家が不仲であると、許しをもらえるはずもなく本当に結婚はできません。許しがもらえなかったり、新婦の両親が新郎を気に入らないという場合は、新婦を誘拐することもあります。そのような場合は、新郎は新婦を自分の村や他のところの家に監禁し、最後に氏族の司祭のところで簡単な式を挙げて結婚します。

南国の結婚式はバリエーション豊か

ちなみに、グアムやハワイのような南国の島は、世界中から観光客が訪れる有名な観光スポットです。そのため、上記のような伝統的な結婚式のほかにも、海外で挙式を挙げたいカップル向けにオシャレな結婚式も行われています。

実際、ハワイやグアムのビーチには、ロケーションに優れた数多くの教会が存在しますが、これらは観光客向けに作られた挙式用の教会として使われています。旅行代理店でも、挙式ツアーやフォトウェディングプランなどが特集されていることも多く、日本からも数多くの観光客が訪れているほどです。